私は小さな頃から、梅が使われたものは何でも好きでした。
特に、梅干しと、焼酎に漬けられた梅。
(我が家では焼酎梅と呼んでいました。焼酎梅の漬けられた梅酒は我が家では不人気でした。)
祖母と母は別々に焼酎梅を作り、私はその両方を毎年楽しみにしていました。
3〜4歳の頃、私は親に隠れて、その梅を5〜6個食べてしまいました。
当然、酔っぱらった私の顔は真っ赤。
びっくりした親は私を近所のお医者さんにすぐ連れて行きました。
そして、お医者さんが出した診断結果はなんと
「胃腸風邪」
親に怒られると思った私は、何も食べていない振りをしていたのです。
家に帰ったあと、大量の梅の種を見つけた母と祖母は事態を理解し、大笑い。
その後、
焼酎梅の季節が来る度に、
その話を聞かされ。。。
(その度に、私は
幼い私に説教してやりたくなるのです!)
で、そんな梅好きな私に、
母の友人がくれたのが、
のし梅。
梅と砂糖と水飴と寒天が主原料の、
素朴なお菓子で、
口に入れると、梅の酸味がほどよく感じられます。
山形の名物で、
昔は薬として使われていたそうです。
佐藤屋さんでは、電話で通信販売もしているようです。
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